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5ページ完結しております
所要時間はさほど
かかりませんので
読んでいただけましたら
大変嬉しく思います。




終わったはずの恋なのに・・・





〜再会〜

『お〜い、ちょっとみんな集まってくれ』



朝の慌しい社内で部長が叫んだ
とりあえず手を止めて席を立ち
前方へと向かう



私たちの部署は
輸入雑貨を取り扱っていて
カタログ等が山済みになっている



総勢20名の社員に
派遣社員が数名いる
業者やなんだかんだと
結構大人数だ


152pしかない私の背丈では
前に人が立ち並び
部長の顔をまともに見る事が出来ない


人の間の隙間から覗いて見ると
部長の隣に一人の男性がいた


顔を見て私はギョッとした・・・・


『今日からここに配属になった柏木だ』
『覚えている奴も多いと思うが』
『柏木は3年間関西地区担当になっていて』
『今月から本社に戻ってきた』



えぇ〜覚えていますとも




『先日まで残務処理で関西とこっちを行き来していたから』
『なかなか挨拶できなかったんだが』
『今日からここで働くようになった。柏木課長だ』
『みんなよろしく頼むぞ』


なにぃ〜〜〜!
課長だと!


『じゃぁ柏木から』


部長に促され
柏木は少し前に出た


『おはようございます』
『今日からこちらの部署で一緒に働く事になりました』

『柏木です』

『今までは繊維部門でしたので不慣れな事もあると思いますが』
『どうぞ、よろしくお願いします』


挨拶が終わり
一礼をした


その姿は
相変わらずの好青年


学生の頃ラグビーで鍛えていた身体は
社会人になって10年も経つと言うのにそのまま・・・だね




がっちりした身体に抱きしめられていたのが
つい最近のことのように思い出してしまった




そう思っていた私の気持ちが通じてしまったのか
柏木が一礼をして前を向いたとき
私と目があった気がした



やだ。。。私?に
今微笑んだ????かも・・・・




私よりも少し前に立っていた後輩の恵が
柏木の動きに気がつき
後ろを向いた



目線の先の私に
ピースをしてきた



あほ!
もぅとっくの昔に終わってるんだって



〜確認〜


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